新しいソシャゲを始めると最初にやることが多いリセマラの作業・・・
はじめから当たりキャラを引いてからスタートしたいと思うものです。ただ、リセマラは時間もかかるし単調な作業だけに面倒になってしまうものですよね。
「リセマラを自動化できれば楽で良いな~」なんて思ったことはないでしょうか?
以前ブログに『iPhoneでソシャゲの周回を半自動する方法』でソシャゲの自動周回方法を紹介しました。
内容は「スイッチコントロール」と呼ばれるiPhoneの機能を活用した方法ですが、設定できる内容が限定的なのでリセマラのような複雑な操作には応用することはできませんでした。
ここではスイッチコントロールで実現することができなかった「ソシャゲのリセマラ作業を完全に自動化する方法」を紹介していきます。
リセマラをする際の参考にしていただければと思っております。多少、複雑な内容になっていますがある程度設定さえすれば後は放置しておくだけでリセマラすることが可能となっております。
ここで紹介している方法はパソコンの無料ソフトを利用しています。ただし、活用する際は自己責任でお願いいたします。
リセマラ完全自動化に必要な5つもの
今回、紹介する方法には以下の5つのモノが必要になります。それぞれ簡単に紹介していますので、各自参考にして用意してください。
1.PC(Windows・Macどちらでも)
2.Androidエミュレーター「NoxPlayer」(PCアプリ)
3.キャプチャ-ソフト「Sclogger」(PCアプリ)
4.リセマラするアプリ(Apk形式で入手する)
5.エミュ内で必要になるアプリ(エミュ内でDL)
PC:(必須環境・スペックについて)
今回、必要になるPCはノートパソコンでもデスクトップのどちらでも問題ありません。
また、PCのフリーソフトを利用するため、スマホでは実行することができないので注意してください。
ハイスペックPCでなくても以下の必須環境を満たしているPCであれば、問題なく動作しますので安心してください。
ただし、フリーソフト上でリセマラを行うのでPCのスペックが高いモノであればあるほど効率は良いです。
最低限のPC環境条件(対応OS)
Mac OS Xの10.9(Mavericks)以上(アプデで変わります)
Win XP SP3/Vista/Win 7/Win 8/Win 8.1/Win10
今回紹介するフリーソフトは多重起動ができるので「リセマラの自動化」を設定してしまえば、1回のリセマラで10アカウントくらい一気に取得することも可能です。
しかし、低スペックPCだと多重起動した場合にフリーズする恐れがあるので、自然と効率が悪くなってしまうので注意してください。
逆に性能が高いPCであれば、多重起動をしてもフリーズすることが極めて少ないので、低スペックと同じ操作時間よりも取得できるアカウント数が多くなり、非常に効率が良くなります。
ゲーミング用のPCであればある程度の性能が確保されるため、エミュレーターの動作も非常に安定するのでオススメします。
無料で使えるエミュ【Nox Player】について
無料で簡単に設定できるエミュレーター「NoxPlayer」を使ってリセマラの自動化を行います。
このエミュレーターは、前述したパソコンの環境を満たしていれば無料で利用することができます。
【NoxPlayerの良い点】
- root化(脱獄のようなもの)が簡単に設定できる
- 他のエミュよりも比較的動作が軽くてフリーズしにくい
- 多重起動が可能なので効率的にリセマラができる
Nox App Playerの導入手順は以下の記事で紹介してますので参考にしてください。
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無料で使えるエミュ「NoxAppPlayer」が優秀だった件。初期設定もroot化も簡単すぎた
まいど、Ka`s(かーず)(@kazumatttk)です。 スマホのエミュレーターって有名どころが何種類かありますよね。だいたいのエミュレーターは無料で使えるのですが、動作が重かったり思うように安定し ...
キャプチャーソフトで当たりアカウントを確認する
なぜキャプチャーソフトを利用するかわからないと思いますが、リセマラを完全放置で行うためにも必須となるアプリケーションとなっています。
詳細について簡単に説明していますが、キャプチャーソフトなしで行う場合は読み飛ばしていただいて結構です。
キャプチャーソフトを利用する理由
リセマラの自動化設定後は、基本的に放置しているだけです。
基本的に放置しているだけだと、PC内にアプリのアカウントデータが貯まり、データそのものは文字列だけなので当たりキャラを引いたのかわからなくなります。
そのためガチャを引き終わった段階で所有しているキャラ一覧のスクリーンショットを取る設定をしておけば、どんなキャラを引いたのか写真データで確認することができるのです。
あとはアカウントデータを保存した時間帯とスクリーンショットの撮影した時間帯が概ね一致しているという条件で当たりを引いているアカウントを特定するのです。
また、「Nox Player」では、スクリーンショット操作を自動化設定内に組み込むことができないため、このような対策が必要になるのです。
必要になるアプリケーションなどについて
APKデータ(リセマラするゲームアプリ)とは
APKデータというものがあり、これがエミュレーターでゲームを起動する際に必要になります。また、APKデータは通常の方法では抽出(取り出す)ことができません。
基本的に「APKデータ」が必要になるのは、GooglePlayでインストールできないアプリとなっています。
インストールしてもアプリが動作しないことが稀にあるため、そういった際にAPKデータをエミュレーターに取り込んで起動できるようにさせます。
APKデータの入手方法
APK形式になっているデータを入手する方法は様々なので各自で探してみてください。
一番簡単な方法は、スマホ(andoroid)からAPKデータを抽出してPCに移す方法が早くてオススメです。
Android端末持っていない方は、エミュレーター上で「apk downloader」というアプリで直接的に入手する方法もあります。
必要になるゲーム以外のアプリなど
リセマラ周回には必ず「タスク強制終了用のアプリ」が必要になります。
エミュレーターのインストールが終わったら、タクス終了系のアプリをインストールしてください。
オススメは「Advanced Task Killer Free」です。
タスク管理アプリを使う理由としては、後述しますがリセマラを効率化(高速化)させるために必要になります。
リセマラ時間を短縮するために使いますので、必ずタスク終了系アプリをインストールしておいてください。
オートリセマラの設定について(エミュ内での設定)
リセマラ自動化には、Nox Playerの「スクリプトレコーディング機能」を活用します。
画面上のタップ箇所やタップするタイミングなどを記録することができるので、これらの機能を使ってリセマラします。
スクリプトレコードの設定方法
スクリプトレコードの記録方法を説明します。
①:右側にあるメニューリストにあるマウスと四角のマークをクリック
②:記録メニューの上部にある3つのボタンのうち真ん中が記録開始ボタンになります。
③:右側のボタンが記録完了ボタンになります。
記録が完了すると、レコーディングされたデータが一覧として表示されます。
一覧から再生ボタンを押すことで再生しますが、自動化では永続的に動かす必要があるため、歯車マークを押して「繰り返し実行」に変更してください。
スクリプトレコードで注意して欲しいのが、文字入力が記録できないことです。
エミュ内の仮想キーを使うことで文字入力できるのですが、いろいろと試しましたが文字入力は結局できませんでした。
なので、アカウント引継ぎ設定などは手動入力が必要になります。
アプリ(ゲーム)のデータファイルを把握する
一般的なリセマラは、アプリをインストールする>ガチャまわす>アプリ削除する>再インストールする。と、このような流れかと思います。
エミュレーターではアプリをインストールするのは最初の1回のみで、あとはゲームデータだけ移し変えれば再インストールする手間を省くことができます。
アプリをインストールしたときにデータファイルが自動的に追加されるのですが、クライアントデータを残したまま「ゲームデータ」を削除することで初めてアプリを起動したときと同じようにプレイすることができます。また、アプリによってゲームデータ名が異なるので削除や移動するときは注意してください。
アカウントデータの参考
参考までに有名なゲームのデータファイル名を記載しますので参考にしてください。
モンストのデータファイル
モンストのユーザーデーターが記録されているのは、「data10.bin」というデータになります。
このファイルは、運営サーバーに保存してあるデータにアクセスするための鍵のような役割りをしています。
モンストのゲーム情報が入っているファイルから、data10.binを別のファイルに移すことでアプリを削除しなくても、初期状態からゲームをスタートすることができます。
初期状態で始めると、新たにdata10.binがモンストのファイルに作成されます。また、別ファイルに移したdata10.binをモンストのファイルに戻すことで、そのデータに入っているキャラで遊ぶことができます。
また、アプリによってはデータを保管することができない場合があります。
データ管理を端末側で一切させてくれないアプリが該当しますが、基本的にそういったゲームはあまりないはずです。
具体的に説明すると、アカウント連動型のアプリが該当すると思います。
アカウント連動型のアプリは、Googleアカウントと紐付いてデータの記録を残していたりするので、そういったゲームはリセマラには不向きです。
レコーディングの順番について
ゲームのタイトル画面からスタート
アプリの起動画面からレコーディングスタートすることをオススメします。
ゲームを開始するときに「規約に同意しますか?」の選択画面が表示されることが多いと思います。タップしたら「規約に同意するか」の選択画面からスタートすると周回中のズレが発生しにくいです。
ガチャを引き終わったらキャラ一覧で待機
ゲーム内でガチャを引き終わった段階で「キャラ一覧」を開いて5秒ほど待機してください。この5秒間にスクロガーでキャプチャーするように設定します。秒数の設定は周回中のズレを意識したもののためこの辺りは任意で設定してください。
また、キャプチャーを利用する理由についてはこちらで説明しています。
ホーム画面に戻って、タスク管理アプリで強制終了させる
アプリを終了させないとデータファイルを移動しても前回の画面から起動することがあるため、強制終了させて次に起動した際にタイトル画面から始まるようにします。
タスク管理アプリはAdvanced Task Killer Freeなどを利用しています。
ESファイルエクスプローラーでゲームデータのみをアプリフォルダから別のファイルに移す
ESファイルエクスプローラーの画面を開いたときにあらかじめゲームデータが保存されている箇所を開いておくと効率がよくなります。
また、ファイルを移動した後にゲームデータが保存されていた画面に戻してからホーム画面に戻ることをオススメします。
そして、アプリを再起動させます。
起動した後に規約の同意選択画面で「同意しません」まで操作して終わります。
おわりに
以上でオートリセマラの解説を終了させていただきます。
オートリセマラ以外にも、周回プレイ等に活用することもできますが、利用する場合は自己責任でお願いします。
外部ツールの利用は、規約違反となるためアカウント凍結されても文句が言えませんので注意してください。
いままでリセマラに使ってきましたが、アカウント凍結されたことはありません。
しかし、通常プレイなどで自動周回していたらアカウント凍結されたことはあるので、自己責任でよろしくお願いします。
レコーディングの順番について、もう少し詳しく知りたい方はこちらをどうぞ
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完全自動リセマラのレコーディングする順番について
以前、リセマラを完全自動化する方法を紹介した記事を公開しました。 ありがたいことに問い合わせがいくつか来るようになったのですが、レスポンスの良い返事が難しいので記事を作成しておこうと思います。 &nb ...