「早く起きて自分の時間を作りたい」と思っていませんか?
習慣化するためによく「目標」を設定しますよね。でも、目標が達成されないと自己嫌悪に陥ってしまいます・・・。習慣化に失敗するのも「目標」が一番の原因になることがほとんどです。
効率厨の私は、新卒で入社したのが建設業界でした。朝がとても早い日がほとんどで、学生時代から堕落生活を繰り返したおかげで起きたい時に目覚めなく、よく遅刻ギリギリに出社する毎日でした(笑) 遅刻ギリギリの時間まで寝てたい気持ちと早起きして朝の時間に余裕を持ちたい気持ちの2つが毎日、心の中でぶつかり合っていました。実際、朝の時間に余裕が持てるとその日の気分も良いし、健康的な生活にできるということで実行したのが「目標」は持つけどハードルを上げないことです。
今回は、たった1つだけのことを実行するだけで早起きの習慣が身につくお話です。
早起きできないのは意思の問題?
寝る前に「明日は1時間早く起きよう」と意識的に決めて挑戦すると、朝になると「まだ、時間あるしあと30分寝よう」、「あと10分~」、「あと5分~」となり、結果としていつもと同じような忙しい朝になってしまう経験をするのが普通ではないでしょうか?
早起きしようと思ったのに失敗して、自分は意思が弱いからできないと思うのが当たり前です。自分もよく起きれなかったことに関して嫌悪感を抱いてしまい、テンションが下がってました。
意思は問題ではない
睡眠時間をできるだけ長く確保したいのは誰もが同じだと思います。人間の3大欲求の1つに睡眠があることは多くの人が知っていることかと思います。つまり、早起きしたい気持ちと眠りたい気持ちでどちらが優先されるか考えたとき、睡眠欲が勝ることは人間として真っ当なのです。
だからこそ「意思が弱いから起きれなかった」と思い悩むことは無用だし、起きれない人は欲求に誠実な人でとても正常な方です。
もう一つの原因
「○時間早く起きたい」と目標を設定することです。これが一番の原因と断言できます。目標を設定することは大切なことですし、どれくらい早く起きたいかイメージすることも大切だと思います。しかし、普段から早起きに慣れていないカラダにいきなり1時間早く起きたいと思って実行するとほぼ失敗に終わります。ジョギングに例えると普段、ジョギングしてない人が急に10km走るようなものなのです。
この目標について意識を変えるだけで、明日から必ず早起きに成功することができます。
効率厨的、1つの早起きルール
目標の設定の仕方に1つのルールを加えることで必ず成功して習慣化につながる結果になります。
そのルールは「1分だけ早く起きる」
これが最も効率的かつ確実に早起きを習慣化することができるルールになります。前述したように、慣れてないカラダにムチを打つ行為は失敗の原因になりますし、失敗した時の精神的ダメージも蓄積されるので悪循環になります。なので、成功する確率が高い時間を設定することで習慣化できる循環をまず作ることが最初の一歩になります。
1分ルールで習慣化
一番最初に基準とする時間の設定は人によって変わると思いますが、オススメは「よく起きる時間」です。私の場合は、遅刻するギリギリの時間から始めました(笑)最初のうちは、早起きしている実感がまったくないのも良いところです。
仮に2か月間、1分ルールを使っていると2か月後には1時間早く起きることができるようになっています。1分ルールはいままでのハードルを極限まで下げて実行しやすいので誰でも使うことができます。 このルールでの早起きを2~3週間ほど挑戦すると体が慣れてくるため早起きしやすいカラダになります。時間にするとおおよそ15分~20分程度早起きができる体になったころになります。
1分でも早く起きることができた!と成功事実を積み重ねることで気分も良くなるし、明日も1分早く起きよう!と好循環になるため習慣化にもつながる結果となるのです。
おわりに
明日からすぐにでも実行できる内容なのでためしに是非活用していただきたいと思います。このルールを作ったのは概ね4年ほど前だったのですが、当時は早起きするのがとても苦手でした。冬場なんか寒くて余計に起きれないし、毛布にくるまって朝の支度してました(どうやって)
とても疲れてた次の日に大遅刻して、失敗したのがきっかけで改心してこのルールに行き着きました。ここまでにいろいろ試したのですが、どうも習慣化にならなくてもどかしい想いをしていたのですが、ハードルを下げる考え方が自分にぴったりでそれ以来は習慣となってます。
いまは、仕事の開始時刻から4時間早く起きるようになったので朝の時間を使って資格勉強とゲームして遊んでます(笑)朝の時間が増えると楽しみが増えて、楽しみが増えるとモチベーションも高くなるのでとてもいい習慣と思ってます。ぜひ「1分早くルール」を使ってみてください。
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