完全にやらかしてしまいました。ブログ開設直後から、Amazonアソシエイトを利用させてもらっているのですが、最初の頃の報酬の受取方法を「ギフト券による支払」としていまして、このときの報酬を受け取っていないことに気がつきました。
受け取っていないことに気がついた経緯としましては、
2017年の年間の雑所得の計算に過去の報酬を確認していたら、1番最初に受け取る予定だったAmazonギフト券を受け取っていないことがわかったのです。少額とは言えど、Amazonアソシエイト様からの初任給みたいなものでして、やっぱり気にかかるところではあります。
それで結果として、泣き寝入りするしかなさそうなので詳細について書こうと思います。100%自分のセキュリティーに問題があるのですけど、Amazonアソシエイトに参加している方で僕と同じようなパターンにならないで欲しいので注意喚起といったところでしょうか。
特にブログを始めた頃は、わずかな少額でさえ超高額に感じるほど思いれのある部分もあるので、本当に気をつけてほしいな!
Amazonアソシエイトの報酬の受取方法
Amazonアソシエイトの報酬の支払方法には2種類あるのは、周知の事実かと思います。
- Amazonギフト券による支払
- 銀行振り込みによる支払
それぞれの特徴としては、ギフト券の場合は報酬額が500円になるまでは翌月まで報酬の支払はお預けされ、銀行振り込みの場合は5,000円に到達するまでは繰越大会になります。振込先の銀行情報を登録していなければ、自然と「ギフト券による支払」区分されていることかと思います。
どちらにせよ、登録したばかりの段階では「ギフト券による支払」に設定されているはずです。ただ、ギフト券を受け取る際には、ちょっと注意をして欲しいなって感じたところです。
ギフト券支払は、登録メールアドレスに報酬が届く
報酬の受取方法を「ギフト券による支払」に設定しれいれば、Amazonアソシエイトの親メールアドレスにギフト券が届きます。親メールアドレスの確認はアソシエイトのホーム画面にログインして、「アカウントの管理」画面で「アカウントユーザーの追加・削除・変更」の項目が表示されていれば、親アカウントです。
▼親アカウントではアカウント情報に赤枠内の表示がある
登録するメールアドレスには気をつけるべき
今回の問題はこのメールアドレスによるもので、僕の場合はスマホのメールアドレスを親アカウントとしていて、いわゆるキャリアドメインのメールアドレスを使っていました。ところが、このキャリアドメインは「なりすまし」に悪用されている疑いのあるアドレスをそのままAmazonアソシエイトの親アカウントとして利用していたため、メールフォルダに入ってる内容を第三者が見れる状態となっていることに気がつきました。
関連Mail Administratorから大量にメールが届く場合の対処法について
フォルダ内部を見るにはメールサーバーのパスワードを読み解いている必要があるのですが、たまたま報酬が支払われていた日付の前後にパスワードを破られていたようで、受信していたメールの内容を見られていたようです。
最初はギフト券のメールが届いていないだけだと思った
前述している内容は最終的に判明したもので、すでに見ず知らずの誰かのAmazonアカウントに登録されてしまい、おそらく利用されてしまっていることかと思います。
しかし、受け取った覚えがないと気がついたときはギフト券のメールを受け取っていないだけだと、勘違いしていました。キャリアドメインのメールフォルダで「Amazonアソシエイト」と検索すると、支払った金額に関する通知メールのみを受信しており、ギフト券が送られていないものかと思ったのです。
▼支払に関する通知メール
ギフト券のメールを検索するときについて
メールの検索の仕方が悪く、受け取っていないものだと思い込んでしまい、カスタマーに問い合わせてしまいました。
問い合わせた2日後くらいに以下のような文面で返信がされたのです。
(前略)
お問合せのギフト券についてお調べしたところ、異なるアカウントに登録済みとなっておりますことを確認いたしました。(当サイトは、セキュリティ上の理由から、詳細をご案内させていただくことができかねてしまいます)
そのため、お心当たりのあるアカウントをご確認いただくか、ギフト券を譲渡された可能性のある方へご確認いただけますようお願いいたします。
引用:Amazonカスタマーサービス アソシエイト・プログラムスタッフの返信メールより
返信内容には、ギフト券の発送メールは日付入りで間違いなく送っています。という内容も記載されていたため、メールフォルダ内を確認してみました。
ギフト券の発送には以下のアドレスを利用しているらしく、こちらでフォルダ内を検索するればギフト券のメールは確実に見つかるということもわかりました。
ギフト券発送用メールアドレス「gc-orders@gc.email.amazon.co.jp」
上記のアドレスで再度検索をしてみると、確かにギフト券は送られていました。自分の確認不足がとても恥ずかしいです。
登録済みになってるギフト券
返信メールにも記載されていたとおり、ギフト券を登録してみたところ
「別のアカウントに登録済みです。」と表示されてしまい、登録することができませんでした。
ここで初めて、キャリアドメインのメールアドレスに問題があるのではないかと思ったわけです。そもそも、このギフト券のメールの存在すら知らなかったのに登録することは、まずできません。そして、結論としては第三者がメールを開いているということに気がついたのです。
前々から「なりすましメール」による被害を受けていたため、キャリアドメインはクソだな~なんて思いながらもアドレスの変更手続きをするのが面倒で手をつけていませんでした。このような怠慢による結果が産んだ負の連鎖といったところでしょうか。それでも、実に不愉快極まりないことに変わりありません。
親アドレスを別のアドレスに変更して対策
Amazonアソシエイトによる情報メールなどを自分以外の別人が毎日見ていると思うと、ストーカー被害にあっているような気分になってしまい気分は阿鼻叫喚地獄のようです。
そこで今回の対策としては、ひとまずAmazonアソシエイトに登録している親アドレスを別のメールアドレスに変更しました。
変更手順は以下のとおり、
- アソシエイトに親アカウントでログイン>アカウント管理
- アカウントユーザーの追加・削除・変更にアクセス
- 変更するアドレスを新規登録>招待メール送信
- メール内容に従って登録
- 再度、アカウント管理にアクセスし、メインユーザーを変更
- 以前の親アカウントがサブになっているのを確認して削除
同じような過ちを繰り返したくないので、判明した瞬間に早急に対応することをオススメします。わりと面倒なので、最初からキャリアドメインで登録するというのは辞めておいたほうがいいです。
Amazonアソシエイトだけでなく、キャリアドメインを使って登録しているWEBサービスなどの登録情報をすべて変更する必要性があるので結構時間が掛かります。たとえば、SNSでいえばFacebookやInstagramなどをキャリアドメインで登録していれば変更する作業があるといった感じです。
さいごに
今回の件でAmazon様に問い合わせていますが、泣き寝入りするしかなさそうです。つまり、初任給は没収され支払を見過ごさなければならないというわけです。Amazon側からすれば、実際に支払っているため、その後の責任においては自己責任といった対応になるわけで、あとはこちらでなんとかしろ。という感じになってしまいます。
仕方ないのでメールヘッダーの確認等をしてみましたが、これはもう無理ですねw キャリアのヘッダ情報開示で確認しても、異常なまでにわかりづらくなっており、複数の捨てアドレスに加えて海外のサーバー経由していたので、もうわからないです。
ダメもとで自分あてにAmazonの初任給返して!ってメールしましたが、もちろん自分宛てなので悲しさ倍増になるだけでした。