社畜の朝はいつも時間との戦い。
起床したらすぐにトイレへと駆け込み、そのあとには朝食を済ませ、会社に行けるように顔を整える。そして、最後の仕上げにスーツ姿に変身するのが僕の朝だ。
同じような過程を毎日繰り返している社畜にとって、朝の準備に関して、もはやベテランの領域でもある。それでも、この朝の儀式とも言える過程は面倒だと感じる人は多いのではないだろうか。まして、朝はギリギリまで眠りたいものだから、いつも時間との戦いになってしまう。もはや宿命である。
朝の儀式最中に僕が最も面倒に感じているのは「ヒゲ剃り」だ。
時間短縮にと、電動シェーバーを使ってみたりと工夫をしてみたが、使い心地が好みじゃなかった。そのため、いまでは替刃のカミソリを使い込んで数年という月日が経とうとしている。長い間、この替刃のカミソリを使っているというのに「整える」という使い方があることを初めて知ったのだ。
なにを当たり前なことを…と、思う方もいるかもしれないけど、僕にとってはかなり衝撃的だった。
スポンサーリンク
替刃カミソリと使い捨てカミソリ
カミソリといってもいくつも種類があると思う、代表的なカミソリと言えば
- 使い捨てのカミソリ
- 替刃カミソリ
使い捨てカミソリというのは、ドラッグストアのメンズコーナーに必ず陳列されている「袋に大量に入ったT字カミソリ」のこと。頑固なヒゲを持っていなかった10代の頃は、とてもお世話になった代物でもある。
使い捨てカミソリは4週間使ってた
勿体無いマンと呼ばれてもいいのだけれど、これは事実だ。使い捨てカミソリは通常であれば、2週間が交換の目安となっていることが多い。
メーカーが推奨している交換時期の目安が「2週間」と記載しているのにも関わらず、4週間という2倍の期間を使い倒していたのだ。もちろん最初の1週間は、最高の切れ味なのだが、なにを勘違いしているのか、この切れ味が1ヶ月は持つだろうと毎回思っていたのだ。
切れ味が悪いと感じるのは、2週間~3週間の時期に多かった。それでも使い続けるのだからアホである。
使い捨てカミソリの年間費用
ちなみに僕が使っていたカミソリについて紹介すると
これを使っていた頃、ヒゲ剃りに使う年間費用は1,200円前後だ。
それもそのはず、1本あたり利用する期間が1ヶ月であったので、1袋購入するだけで1年と3ヶ月という長期間利用できるのだ。これほどコスパのいい男は世の中を探してもあまりいないかもしれない。
替刃カミソリを使うようになった
年を重ねるごとにヒゲというのはだんだんと強くなっている気がする。いつからなのか明確に覚えていないのだが、いままで使い捨てカミソリで十分だった僕のヒゲは、なぜか強固なハガネのようなヒゲへと変化してしまった。
すると、剃ったはずの部分を手の平で確認しても、ジョリジョリ感が残るようになっていた。世の男性なら、この時の感触がとにかく不快に感じるはずだ。見た目も薄っすらと残っているものだから納得のいかない朝の儀式となる。
気分のよくない朝を改善するべく、カミソリを試しに替刃タイプに変えたのだったが、初めて使ったときは
使い捨てと替刃でこれほどまでに切れ味が違うのか…
と、驚いたものだ。それ以来、替刃カミソリ一筋となっていったのだ。電動シェーバーも使ったこともあるが、そのときの話はまた別の機会にしよう。
替刃カミソリを5年以上は使っているのに…
いまのいままで製品のパッケージをきちんと読むということをしていなかったことに深く反省している。
そして、今回の僕が衝撃の事実として受け止めたのが「替刃の部分が動く」ということだ。
どういうことなのか説明しようと思う。
新しい替刃カミソリを購入
これが先日、僕が購入した新しい替刃のカミソリだ。最初のほうにも言ってるように、1つのカミソリを長く使い込む傾向があるのだが、この度いままで使っていた替刃カミソリがお亡くなりになってしまったので新調したというわけだ。
どこにでも売っているような至って普通のカミソリ。個人的に気に入っているのが、「ヒアルロン酸配合」という点なのだ。
この効果があるのは、交換時期になったら刃を交換するのが前提ではあるが、僕の使い方だとあまり効果がないようにも思える。だが、こういう肌に良いような効果が記載されているだけで、使いたくなるのだから不思議だ。
後ろの説明を初めて読んだ
パッケージの後ろには、使い方が書かれているのだけど、まともにちゃんと読んだのは初めてなのだ。
そこに書かれているのは、やはり肌に良いという「ヒアルロン酸」についてだったので、読むのをやめようかと思った。
ん?フリップ式トリマー…?
トリマー機能なんて知らない子ですねぇ
何年も替刃使ってるからとは言え、こんな機能があることなって初めて知ったのだ。
どうやら替刃の上の部分であるヒアルロン酸が流布されているところが後ろに下がるようだ。
これを後ろに下げることによってキワのヒゲを綺麗に整えることができるという機能なのだが、これを今回、新調したことによって初めて知った。
たとえば、もみあげや鼻下だけでなくうなじもこれで自然な状態へと整えやすくなるという。
フリップ式トリマーを使った感想
ヒゲを生やしているわけではないので、僕には不要な無駄機能であったとも言えます。
ただ、もみあげとうなじ部分を整えるのに使いやすいと感じました。キワの部分は伸ばしている状態だと、だらしない面がどうしてもあるので、これでエッジ感を毎日再現できるというのはベストな機能だと思ったのは事実です。
トリマーいいね!っていうのは、おそらくワイルド系な人でヒゲの形にこだわりを持っている人なのではなかろうか。
さいごに
そして、いつからこんな機能があったのかと、調べてみたらおよそ10年ほど前からであったわけです。こんな機能知らないで毎日、替刃カミソリを使っていたことに震えると共に恥ずかしさがいっぱいいっぱいになったのである。
ちなみに、僕の替刃交換の目安は2ヶ月に一度で、使い捨てカミソリはヒゲ剃りに使う金額も倍になってしまったことを、この記事を書きながら気がつきました(笑)