前々からデュアルディスプレイでパソコンをやりたいと思っていて、やっと念願が1つ叶いました(^o^)
今回、僕が購入したのはI・O DATA(アイ・オー・データ)の製品「KH245V」という23.8インチのワイド液晶ディスプレイです。
動画を見るときに、椅子に深く座って見ていると画面の角度によっては見えづらいこともあり、どの角度から見ても変わらないようなディスプレイを求めて探した結果
最終的に購入したのが、広視野角でADSパネルが採用されている「KH245V」というわけです!
BenQの製品と迷いましたが、価格も1万円台とコスパが良いと評判もあったのでこちらに。
というわけで、せっかく購入したので「KH245V」のレビューをしていきます!
KH245Vの総評
【良かった点】
- スピーカーが内蔵
- 入力端子は「HDMI」「DVI」「VGA」
- 価格は1万円前半
- 24型と遜色ない大きさ
- 文字が見やすく、画像もキレイな高解像度
スピーカーも内蔵されていて、入力端子もHDMIに対応しているのでゲーム機のモニターとしても使える点が良かったです。ゲーム機のモニターとしても、PC用としても使えるので汎用性が高いと感じました。
また、23.8型という24とほぼ変わらない大きさで普段使いとしてもちょうど良い大きさです。
【ちょっと残念だった点】
- 応答速度は14msなのでFPSには不向き
- 色温度を調節しても青っぽい
- 説明書がネットにしかない
- 調整ボタンがわかりにくい
仕様書を確認してみて、応答速度が14ms(最大は6ms)と遅いのが気にかかりました。
FPSなどの応答速度が重要になるゲームをやらないので良かったのですが、FPSゲーマーには不向きなモニターといえます。また、店頭にて他モニターと映像を比べていると若干青っぽい印象を受けました。ブルー系の映像が苦手な人は画面の調整が必須(僕も青系は好きではない)。
また、設定メニューの説明が本体に付属しておらず、公式サイトから確認しなければいけない点も注意が必要。ペーパレスの一環としてみれば、良いですが一番最初に説明書を読みたい人には不親切な印象を感じました。
KH245Vのマニュアルはこちら「http://www.iodata.jp/lib/manual/pdf2/kh245v.pdf」
全体的にみると、動きの激しいゲームには不向きなモニターとも言えるので、FPS専用として購入する方には向いていません。
しかし、テキストの表示がしっかりしていて、画質がキレイだったので、僕としては満足の性能といえます。文字を中心に見ることが多いので十分すぎる性能のモニターであったとの一言に尽きます。
しかも、1万円台前半という価格でコスパ面も優れているので満足の買い物といったところでしょうか。
広視野角のADSパネルの実力
上下左右のさまざまな角度から見ても、画質の変化が少なく鮮明な表現力だったの満足しています。
液晶パネルは見る角度によっては、色合いやコントラストの変化が激しく、首をかしげたときやちょっと見る位置を替えてしまうと鮮明ではなくなってしまっていたので不満がありました。年代の古いモニターを使っているのが原因でもありますけどねw
PCで映画やアニメを観ているときに体勢を変えると、角度によっては見えづらい感じってありません? たとえば、椅子の背もたれに思いっきり寄りかかって、下のほうからディスプレイを覗きみるような感じのときです。
ノーマル液晶と比較
ADSパネル採用のKH245Vの実力がどれくらいのモノなのか比較してみました!
当たり前の話ですが正面から比較してみると、大きな変化は見られません。ただ、ブルーライトが低減されているKH245Vのほうが見やすい印象はあります。
こんな角度でモニターを見ることはありませんけど、これだけの角度をつけて見ても鮮明な映像が映し出されていることに驚きました。さすがに正面のときの鮮やかさは無理がありますが、いままで使っていたモニターと比較してみると鮮明さにこれだけの差があるのです。
モニター設定ボタンがちょっと扱いづらい
ボタンの感度がよろしくなく、一般的なデザインのものより扱いづらいのが微妙な点です。
画面本体の右下にボタンが配置されていて、触れるだけで反応するようになっているのですが、感度があまりよろしくないためか、扱いづらいと感じました。
ちなみに画面右下にはこんな感じで設定メニューが印字されています。
設定マニュアルは付属されていないので注意
画面の設定メニューを開くと画像のように表示されます。しかし、この設定メニューに関しての説明書が付属されいないため、メーカーHPからダウンロードしておく必要があります。
付属しているのは、簡易的な説明書のみなので注意。ちなみに、冒頭でも説明書のDL先を記載してありますが、一応こちらでも記載しておきます。
モニター設定マニュアル>>「http://www.iodata.jp/lib/manual/pdf2/kh245v.pdf」
購入検討する際にマニュアルを確認して、1つの参考材料にするのもアリですよね。
肝心の画質の超解像度技術について
KH245Vの注目するべきなのが「超解像度技術」というもの。
こちらは、解像度の低い画像や映像でもキレイに表現できるようで、店頭ではあまり実感することができなかったので自宅にて確認してみました。
とくに画像拡大をしたときに、低解像度の画像だとぼやけが見受けられのですが、この技術によって解像感が大幅にUPするようです。
設定にて10段階の調節が可能で、ネットで動画を見るときは強めが良く、DVDを視聴する際は弱めの設定がオススメとなっています。
【超解像度なしモニターと比較】
そもそものスペックに大きな開きがあるため、あまり比較にならなかったですw 画像からだと伝わりづらいですが、実際に10段階の設定を色々と試してみると、ぼやけの部分が鮮明に再現できていることがわかりました。
ただ、イラストレーターのような、画像の細部まで確認するような方には向いていないと感じました。
ただし、一般的な方にとっては、十分すぎる性能で「もうちょっと高解像度で見てみたいな」というときに微調整するようなイメージの機能だと感じました。
外観などは一般的なデザイン
【全面のデザイン】
【背面のデザイン】
さいごに
今回、購入したKH245Vは手頃な価格で提供されていて、低価格帯のモニターの中ではかなりオススメできるモニターだと感じました。
また、パソコンの利用だけでなくDVDプレイヤーやゲーム機に接続して利用できる点もあって、汎用性の高いモニターでもあります。ただし、FPSなど応答速度にこだわりたい方やイラストレーターが使うような高性能のモニターではないことは間違いありません。
個人的に低価格にも関わらず、十分な画質と感じれたので非常に満足な買い物であったことは確かな真実でもあります。