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【PR】高音質なBluetoothヘッドフォンLiteXim QW-07を徹底レビュー!ノイズキャンセリングが優秀すぎる!

投稿日:2017年12月4日 更新日:

音質を重視する人にとって、イヤホンの表現力では物足りないという経験はないでしょうか?

イヤホンはコンパクトな分、持ち運びがしやすいイメージがあって、普段使いとしては便利ではあります。しかし、音質を追求してしまうとイヤホンには限界という二文字が見えてくるのではないだろうか。そうなると、ヘッドホンを探すことになるのがある意味、自然な流れともいえます。

今回、LiteXim様からBluetoothヘッドホン「QW-07」を提供頂いたので使用感を徹底レビューでお伝えしていきます。

ヘッドホンをお探しの人に1つの参考としてご覧にいただければ幸いでございます。
ちなみに僕のレビューは、悪いことも含め本音を漏らさずにお伝えしてるスタイルなので、ご提供いただいた企業の方もご理解のほどよろしくお願いします。

LiteXim QW-07総合評価

個人評価

項目 評価
価格
音質
Bluetooth遅延度
機能面
フィット感

Android端末と相性が良い

このヘッドホンはAndroidユーザーに勧められると感じました。
端末がAPT-Xに対応しているAndroidであれば、すべての機能を惜しみなく利用することができるのです。*APT-Xは、Bluetoothでの転送形式の1つで一般的な「SBC」よりも高音質で低遅延で接続できる。

iPhoneで利用する場合には注意が必要となります。

iPhoneでは、AAC対応がBluetoothオーディオで高音質を体験するための条件の1つであるためです。つまり、APT-Xに対応できないことで通常の転送になってしまうため、遅延及び音質がAndroidより劣る印象がありました。*AACとは、通常よりも高音質で遅延を抑えられるデータ転送の一種のこと。

ちなみにiPhone・Androidの両方の端末で音質を聴き比べましたが、やはりAndroidのほうが音の表現幅はしっかりとして、遅延も不快に感じない程度でした。(詳細は後述しています)

ノイズキャンセリングが優秀すぎる

QW-07の注目するべき機能の1つが「ノイズキャンセリング」で、こちらが非常に優秀であるが問題点もあるといった印象。

問題点としては、音楽が止まっている間の無音の際に「ジ~」という、ノイズキャンセリング特有の音が聞こえてしまう点です。スマホでの音量を下げれば、まったく気にならない程度ではありますが、繊細な音楽(たとえばクラシックなど)を聞く人にとっては気になる点ではあると感じます。

ただし、ノイズキャンセリング自体はかなり優秀であることに間違いありませんでした。

実際に、テレビで大音量で音楽を再生して、聞こえてしまうかどうか試してみました。すると、テレビから流れる音が見事に遮断され、あたかもヘッドホンから流れる音楽だけが再生されている状態になったため体験した際は驚くはずです。

ノイズキャンセリングは文句なしの評価といえます。

全体的に見れば好感あるヘッドホンであった

音質については、低音の表現力がとても良い印象がありました。
僕が所有している車には、低音を極限まで再現するためにウーハーを装備しているのですが、ウーハーに負けないくらいしっくりくる低音の表現力です。

ただし、高音に関しては平凡な印象なので端末側でなにかしらの一手間を加える必要はあります。たとえば、

個人的に高評価なノイズキャンセリング機能とAPT-Xコーデックという点、低音の表現力を総合的にみると、これだけの充実した機能を持って1万円を切る価格は同価格帯の製品の中で頭1つ抜き出てると感じました。

喧騒な街中や電車内でのリスニングの勉強にも最適であり、まるで図書館にいるような感覚を味わえるため、スマホで動画に集中してみたい人やとにかく音に集中できる環境を求めている人にはオススメできる製品です。

先に総評を書いていますが、細かい内容も記載していますので、ぜひ参考にしてください。

開封の義&QW-07のシンプルな外観

こちらがLiteXim様からご提供頂きました「QW-07」の外箱になります。

ヘッドホンということで、箱はそれなりの大きさがあります。

 

製品を保護するために内部にまでクッション材が施されていました。
配達によるダメージを無くす為の設計となっていて、安心してネット経由で購入できると感じました。ヘッドホンは精密機器でもあるので、丁重に扱うスタイルは嬉しいポイントですね。

ヘッドホン専用ケースが付属

ヘッドホン専用の収納ケースが付属されていましたが、正直な話、使用後にケースにしまうということがない僕にとっては不要なものでした。
しかし、このようなケースをアクセサリーの小物入れとして使ったり、秘密のお菓子箱として使うなどの活用法があります。

Ka`s(かーず)
ちなみに、お菓子箱として利用させてもらっています。(まじめに使えw)

QW-07本体はシンプルなヘッドホン

シンプルで使い勝手の良さそうなデザインとなっています。基本色は今回、紹介する1色となっていて、奇抜なデザインを好む人向けではありませんでした。

 

ちなみにイヤー部分は半回転式となっており、着脱しやすい設計となっています。イヤー部分が動こないデザインの場合、着脱しにくいことがありますが、QW-07ではそれを踏まえた細かい設計とも言えるでしょう。

QW-07を使ってみた!【レビュー】

しっくりくる装着感だが、キツく感じることも

早速、使ってみる中でまずはヘッドホンのフィット感についてお伝えすると

  • キツいと感じることも
  • クッション部分が柔らかい
  • イヤー部分の密閉感は完璧

新品の製品であるため、最初に装着した感覚はキツく感じました。

キツいと感じる方のために、アーム部分が伸縮するようになっており最大で2.5cm伸びる仕様となっています。

Ka`s(かーず)
僕のように顔がデカいとサイズ感には困ったりするけど、伸びるおかげでフィット感が調整できてありがたい!

 

密閉具合については、文句がありませんでした。ノイズキャンセリング機能が付いてるのが特徴の1つでもあるわけですが、密閉度が素晴らしく、外部から余計な音を軽減しているようにも感じるほどです。また、イヤー部分とアーム部分にクッションがあり、このクッション性も評価できるポイントです。

チープなデザインのヘッドホンの場合、クッション性があまりありません。そのため、長時間利用していると不快な感覚を覚えてしまいますが、QW-07のクッションは低反発マクラのような感触で長時間装着しても不快にはなりませんでした。

クッション具合はこんな感じ

スマホとの接続はBluetoothで簡単

Bluetooth製品に慣れていな方にとっては、接続に戸惑うかと思いますので、QW-07をBluetoothで接続する「接続の義」について簡単に解説します。

1:ヘッドホン本体にある「電源ボタンを長押し」し、青と赤のランプが交互に点滅させます。

 

交互に点滅する様子はコチラ

 

2:スマホ端末でBluetoothの設定を開いて「Quiet-World-07」をタップして接続する。*画像はiPhoneでのBluetooth設定画面です。

Ka`s(かーず)
さすがBluetooth!接続も簡単ですね!

ノイズキャンセリングの実力を検証

QW-07の注目機能であるノイズキャンセリングを早速体感してみました。ノイズキャンセリングのことを知らないという方に簡単に説明すると、外部の雑音を軽減する機能のことで音楽に集中できる環境を構築できると話題になっている機能なのです。

ノイズキャンセリングは、右側のイヤー部分に切替スイッチがあって、使いたいときだけオンにするといった使い方が可能となっています。

 

Ka`s(かーず)
それじゃ、どれほどのものか試してみます!

テレビでボリュームを大きくして音楽を再生するとかなり煩い雑音環境が作れます。そこで、今回はテレビから流れてくる音楽が聞こえてくるのか試してみました。

スマホでの再生ボリュームを最大の4分1に設定し、テレビの音量を40(かなり大きい)で試してみたところ、テレビ側の音楽はほとんど聞こえない状態という結果になりました。
画像などでお伝えするのが難しいため、言葉になってしまい申し訳ないのですが、ノイズキャンセリング機能はかなり優秀であるといえます。

これによるメリットは前述しているとおりですが、SONY製品の上位モデルと機能差を比較してしまうとやはり劣る印象がありました。たとえば、曲と曲の間の空白している箇所は無音であることが通常ですが、ノイズキャンセリングを有効にしていると「ジー」という音が聞こえてしまいます。

SONY製品のWH-H900Nなどのような3万以上する高価なヘッドホンと比較してしまうと、そこまで徹底された機能ではないと感じてしまうでしょう。

しかし、WH-H900Nの下位モデルであるWH-H800は2万という価格帯でノイズキャンセリングを持ち合わせていません。そのため、1万以下でノイズキャンセリング機能を体感できる機種としては、QW-07は優秀な部類であるということになります。

ヘッドホンのみで音量調整できないのは残念

非常に残念と感じてしまったのが、ヘッドホンから音量を調整したり、次に飛ばしたりすることができないことです。

シンプルな設計のため、本体に付いてる機能は「電源」と「ノイズキャンセリングの切替スイッチ」のみとなっているのです。そのため、曲を飛ばしたり、音量を調整するためにはスマホで操作しなくてはいけません。

ただし、再生を停止する際は「電源ボタン」を押すことで停止でき、再生する際も電源を押せば再開されるようになっています。

付属しているコードに音量コントロールがあるのかと思っていましたが、そちらも単純に三種類のプラグだけでしたので、これは大きなデメリットとも言えます。ちなみに付属しているコードは以下のとおりです。

デュアルジャック用プラグはあまり馴染みがないかもしれないので、一応補足させていただくと、こちらは基本的に航空機内で利用するために使うプラグとなっています。飛行機内のモニターで映画などを楽しむ際は、変換プラグを使ってヘッドホンと接続します。

このように様々なシーンに利用できるように付属品が用意されていましたが、音量コントロールがあればさらに好感を持てたかと思います。

高音質で楽しむならAndroid推奨

QW-07はAPT-Xというコーデックに対応しており、こちらをiPhoneで利用するには一手間はかかってしまいます。そのため、高音質で再生するためにはAPT-Xに完全対応しているAndroid端末を利用するのが一番良いです。コーデックに関してさらに追求して知りたいという方は、日本オーディオ協会の説明がありますのでそちらを参照してください。

iPhoneで再生した場合、通常のコーデックである「SBC」となり、高域の音声が聞こえにくく、本来の音よりもノイズが入りやすくなります。実際にそこまで追求する方の場合は、もっと高価なヘッドホンを利用しているケースがほとんどですので、あまり参考にはならないかと思います。

実際に利用してみると、iPhone端末でもノイズキャンセリング機能が使えるというメリットが大きいので些細な問題であるといえます。

 

Android端末であれば、apt-Xコーデックで再生できるため、高音域の表現がハッキリとします。原音をほぼ忠実のように再現できているようにも感じましたが、製品の特徴なのか高音よりも低音域の表現がハッキリとしていると感じました。

低音の曲を中心にビートを刻みたい方にはオススメできます。

マイクが内蔵されているので通話も可能!

スマホを取り出すことなく、ヘッドホンのみで通話ができる点はいまや必須な機能なわけですが、QW-07にもちゃんとありました。

内蔵マイクの位置は、左側のイヤー部分にあり、充電ポートの横にあります。

着信などがある場合は、電源ボタンにて応答したり、拒否することが可能となっています。電源ボタンによる操作は以下を参考にしてください。

電話に出る 電源ボタンを一度押す
電話を終了する もう一度電源ボタンを押す
着信拒否 電源ボタンを3秒間押し込む
電話をスマホに切り替える 通話中に電源を3秒間押して、ビープ音がなったら離す

Bluetoothによる遅延

こちらはゲームをプレイする方の参考になると思いますが、iPhoneで「音ゲー」をプレイする方には遅延が通常のBluetooth製品と同じ為オススメしません。しかし、Android端末の場合、APT-Xですので、圧倒的に遅延が軽減されています。

遅延についての数値は以下のような結果があります。

  • SBCコーデック(iPhone)=220ms±50ms
  • APT-Xコーデック(Android)=70ms±10ms

参考-日本オーディオ協会

数値を見ても、イマイチよくわからないのでちょっと音ゲーでの例で説明すると、iPhoneの場合ですと本来タップしたときに聞こえる音が明らかに遅れて聞こえてきます。いわゆる、音ズレしていると感じるほどの体感があります。

一方でAPT-Xでプレイすると、完璧とは言えませんが「誤差かな」と感じる程度で済みます。実際にAndroidとiPhoneの両方で音ゲーをプレイしてみましたが、やはりAPT-Xに対応しているほうがやりやすいと感じました。

Ka`s(かーず)
動画ならばそこまで気にならないけどね!

バッテリーの持続時間

実際に5日程かけて、検証してみた結果を記載しておきます。

使い方 仕様表(時間) 実際の持続時間
Bluetoothのみ 15時間 13時間前後
ANC+Bluetoothのみ 12時間 10時間前後
ANCのみ 30時間 未検証

実際にバッテリーがMAXの状態で試しているつもりですが、もしかしたら検証が甘いかもしれないので参考程度に見てください。ちなみにANCはノイズキャンセリングのことです。

仕様表よりも実際の持続時間が短いのは使い方によるものだと思いますが、他のBluetooth製品と遜色ないのではないでしょうか。基本的に通勤時や外出時に利用する程度であれば十分に使える時間なので問題ないといえます。

また、充電時間については3時間となっており、バッテリーがないときでも付属しているコードで接続すれば使えるという点も評価できるでしょう。

さいごに

今回のLiteXimのQW-07のレビューは以上となります。実際に製品を購入する際の1つの参考としてご覧いただけたら幸いです。

最後になってしまいますが、もう一度総合評価をご覧になりたい方はコチラよりどうぞ。面倒という方は以下のまとめをご覧ください。

  • Androidに最適なヘッドホンであった
  • 音質は低音が良く、高音域は苦手と言える
  • 本体に音量コントロールがないのが残念
  • 装着感・密閉感は好感持てる
  • ノイズキャンセリングは優秀である

1万以下の価格帯のヘッドホンで「ノイズキャンセリング」が使える製品は非常に少ないため、「ノイズキャンセリングあり」で安価な製品を求める人には助かるかと思います。ノイズキャンセリングが使えるヘッドホンとなると、ほとんどが2万以上と倍の金額になるため、コスパも優秀であると言えるでしょう。

Ka`s(かーず)
ここまでご覧頂きありがとうございました!

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