タブレットの中でも激安かつコスパ面で最強といわれている「Fire7」を使ってみました!
2018年1月現在でAmazonで販売されているFireタブレットシリーズの中でのFire7の位置付けとしては、もっとも価格が安く、最もコンパクトなサイズで扱いやすいという特徴があります。
実際に利用してみるとFire7は、コンパクトなサイズ感のため男性だけでなく、女性でも片手持ちができる大きさとなっているので電子書籍を読むにはベストなサイズと感じました。電子書籍だけを利用するのであれば、Kindle Paperのほうが読みやすいことに間違いはありませんが、タブレットならではのメリットを忘れてはなりません。
Fireタブレットであるからこそできるポイントも含めてFire7の実機レビューを紹介していきます!
Fire7を購入する前にFireHD8も購入しているため、今回は実機同士の比較も一緒にしてみました!Fireタブレットシリーズを購入しようか検討している方の1つの参考としてご覧になっていただければ幸いです。
▼FireHD8のレビューをチェックしたい方は以下記事からどうぞ!
ここではFire7に着目した内容が記載されていますので、FireHD8の内容と間違はないようにご確認ください。
Fire7の概要
Fire7の付属品はFireHD8と同じで、充電用アダプタとmicroUSBケーブル、説明書が2冊子入っています。説明書の内容もFireHD8のものとまったく同じため、今回は読む必要すらありませんでした。
Fire7のスペック表は以下のとおり。
価格(8GB)/(16GB) | 8,980円(8GB)/10,980円(16GB) |
画面サイズ | 7インチディスプレイ(17.8m)/1024×600 |
データ容量 | 8GB/16GB |
バッテリー持続時間 | 8時間 |
OS | FireOS(Androidベース) |
CPU | クアッドコア |
重さ | 295g |
価格に関しては、Amazonプライム会員であれば4,000円の割引が適用されて、8GB/16GBでそれぞれ4,980円/6,980円となっています。(キャンペーン適用時)
Fire7の大きさは片手に収まるほどのサイズ感でiPhone7PlusやiPhone8Plusなどのデバイスよりも二回りほど大きい感じです。イメージとしては、漫画の単行本と同等の大きさになっているため、片手で持ちやすいというイメージがしやすいかと思います。
大きさ的には持ちやすく携帯性に優れているという点はあるのですが、電子書籍やAmazonビデオで動画を視聴するといった目的で利用する場合には、画面の大きさに物足りなさを感じることは間違いありませんでした。
Fire7とFireHD8を比較してみた!
ここでのFire7実機レビューではFireHD8と比較してみた内容を紹介しています。
僕も最初はFire7とFireHD8のどちらを買うのか迷っていましたが、結果的に両方のデバイスを利用することに…
最初に購入したのはFireHD8のほうですが、正直なところ正解だったと思っています。これはあくまでも個人の意見のため、人によってはFire7のほうが利用しやすいと感じる部分もあるので、Fire7が微妙であるとは一概に言えませんでした。
重さはFire7のほうが軽いが…
タブレットの重さは利用する上で考慮するべきポイントの1つです。長時間の利用では端末の重量があれば、腕が疲れてしまい、使いづらいと感じてしまいます。
Fire7とFireHD8の重さの違いは74gとなっているため、単2電池ほどの重さの差があります。利用する前までは大きい差のように感じていましたが、実際に利用してみるとあまり変わらないと感じるほどでした。
長時間の利用を考慮すれば、単2電池と同等の重さはじわじわと腕に来るような感じもしますけど、そこまで神経質になる必要はないと感じました。
結論としては、Fire7とFireHD8の重さは、さほど変わりないということです。
Fireタブレットの大きさは小さいほうがいいのか?
大きさについては、利用目的によってベストとなるサイズは異なるかと思います。
最もコンパクトなサイズのFire7では、縦19.5cm横11.5cmとなり、FireHD8の大きさよりも1回りほど小さく携帯性を考慮するのであれば間違いなくFire7のほうが使い勝手はいいです。
Fire7のサイズ(縦×横×厚) | FireHD8のサイズ(縦×横×厚) |
192×115×9.6 | 214×128×9.7 |
デバイスの厚さはカタログ上でも0.1mmしか変わらないため気になるほどではありません。
▼一般的な単行本とFire7およびFireHD8のサイズ感比較
各デバイスのサイズ感は上画像をご覧いただければ一目瞭然となっています。
Fire7のほうが携帯性に優れていると感じることはいくつかありましたのでちょっと紹介しますと。
たとえば、FireHD8ではカバンの外ポケットに入り切らなかったというケースで、Fire7ならすんなりと収納できてしまうことがありました。衣服でも大きなポケットであれば、ギリギリ入るレベルとも言えるので携帯性はFire7なのです。
Fire7を購入するなら8GBモデルのほうがお得
Fireタブレットでは本体のデータ容量が大きくなるごとに価格も上昇する傾向にあります。
Fire7では8GBモデルと16GBモデルの二通りのスペックが用意されており、価格の安い端末はもちろんデータ容量が少ないほうとなります。そのときの価格は8,980円となっています。
一方でFireHD8では16GBモデルと32GBモデルの2つがあり、8GBモデルというのは存在しません。
Fire7本体のデータ容量 | FireHD8本体のデータ容量 |
8GBモデル/16GBモデル | 16GBモデル/32GBモデル |
iPhoneのように外付けの容量デバイスを使えないわけではないため、本体端末の安いデータ容量が小さいほうを購入することをオススメします。
データ容量が足りないときはmicroSDカードを挿入すれば良いだけなので、価格の安い本体を購入してしまったほうがお得というわけです。
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動画を見るのであればFire7よりもFireHD8のほうが良い
Amazonプライムビデオを視聴する際に気になるのが動画の画質。
画質の面では圧倒的にFireHD8のほうが良いです。解像度ではFire7は1024×600なので、HD画質での再生をすることができません。HD画質で動画を視聴するに最低でも1280×800の解像度が必要になり、対応しているのはFireHD8となっています。
▼Fire7とFireHD8で同じシーンを再生した際の状況
*上記の動画はHD画質での再生との比較になります。また、動画の内容はAmazonオリジナルのドキュメンタルシーズン3-1話の冒頭部分の映像となっています。
写真上ではわかりづらいかと思いますが、Fire7での画質は粗っぽくなっているため、高画質で動画を視聴するには向いていないと感じました。ただ、持ち運びしやすいサイズなので、大きさと画質を天秤にかけて重要視するほうを選ぶのが賢いかと思います。
Fire7のほうが明るく感じる
両方の端末で最大の明るさで画面を比較してみたところ。Fire7のほうが明るいように感じました。
単独で利用しているときには気が付かなかったことなのですが、両方の端末を比較してみたことで感じたことです。
実際に端末を分解して検証しているわけではないので、わかりませんけど、おそらく両方とも使用しているバックライトの数は同じなのかと思います。
画面サイズが大きいFireHD8ではバックライトの数が見合ってないために、FireHD8の画面の明るさがFire7よりも暗いと感じるのかと思いました。実際に端末を分解して検証する度胸はないので、推測の話で申し訳ないのですが、Fire7のほうが明るく感じるというのはありました。
Fire7をお得に購入するには
激安タブレットと言われているのには、いくつかの理由があります。
Fire7を購入するタイミングを見極めれば最も安く購入できて、結果的に「激安だった!」となるので、ここでは購入するべきタイミングについて紹介します。
セール以外の時はプライム会員なら買っても良い!
通常時というのは、Amazonで大セールやキャンペーンが行われていないときになります。
通常の販売では、Amazonの一般会員だとお得に購入することができないため、あまりオススメできません。しかし、プライム会員であれば通常時の価格より4,000円の割引が適用されるためお得に購入することができます。
そのため、プライム会員ではない人であれば、Fire7を購入するタイミングで一緒に会員になってしまったほうがお得に購入することができるのです。割引された4,000円でプライム会員になったことにすれば、Fire7での動画の視聴やKindle書籍の利用が格段に捗ります。
通常時のFire7の価格(8GBモデル) | 8,980円 |
プライム会員のFire7の価格(8GBモデル) | 4,980円(4,000円の割引)←お得 |
プライム会員の年会費 | 年3,900円(月額換算=325円)←お得 |
プライム会員の月額支払の場合 | 毎月400円 |
プライム会員になることで、音楽が100万曲聴き放題になる特典やAmazonプライムビデオで動画をたくさん見ることができるのでメリットがたくさんあります。Fire7の購入検討を考えていなくてもプライム会員はなっておくことをオススメします。
上記の内容は2018年1月当時の内容のため、キャンペーンの適用外となっている場合もあります。詳細についてはAmazon公式でご確認ください。
Fire7が安くなるベストタイミング【セール編】
Amazonでセールが開催されるときは、Fire7だけでなくAmazonデバイス全体が非常に安くなります。
たとえば、年末に行われるAmazonの大セールのサイバーマンデーでは、「安すぎ!」と言える価格で販売されます。実際に2017年のサイバーマンデーのときには、定価8,980円→3,480円となっており、お得に購入する絶好のチャンスでした。*表記している価格はプライム会員の割引を適用した価格となっています。
関連2017年のサイバーマンデーで販売されていたもの(最終日のセール対象中心)【まとめ】
セールは毎年4回は行われるのでAmazonのセール情報はチェックしておくことをオススメします。
Fire7が安くなるベストタイミング【キャンペーン編】
セールだけでなくキャンペーンが開催されているときは必見です。キャンペーンはセールのように定期的に来るわけではないため、日頃からAmazonのチェックをする必要があります。
Fire7のキャンペーン情報では、2017年の年末に5日間限定で適用されるキャンペーンがありました。
関連5日間限定でFire7とFireHD8が激安価格で購入できる!【キャンペーン情報】
この時のキャンペーンは少し特殊で2台同時購入すると最大割引が適用されている状態で購入することができました。Fire7の価格としては1台あたり3,480円となっていたため、サイバーマンデーのときと同額で購入することができたのです。*当時の価格はプライム会員の割引を適用した価格となっています。
Fire7は結局買っても良いレベルなのか?
この疑問については以下のような人であれば購入しても良いと思います。
- プライム会員の人
- 動画の視聴目的に利用するわけじゃない人
- できるかぎり軽いほうがいい人
- 持ち運びしやすい端末がいい人
逆にFire7よりFireHD8を購入するべき人は
- プライム会員の人
- 動画の画質を気にかける人
- 大きい画面で使いたい人
Fire7でもFireHD8でも、どちらでも言えることですが基本的にプライム会員以外の人はFireタブレットを購入するメリットはほぼ皆無です。Fireタブレットを利用するのであれば、プライム会員は必須レベルなので、そちらも考慮しておきたいところです。
また、FireHD8のレビューについては以下記事でチェックできますので参考までにご覧いただければ幸いです。